活動を知ってもらうための「情報発信」|8月定例会のレポート

毎月第3月曜日は『遠距離介護を考える日』。8月の定例会は、3人の初参加者も合わせ総勢10名で開催。東京、愛知、岡山、広島、鳥取から会員のみなさんが集まりました。

前半は「活動を知ってもらうための情報発信」として藤吉より話題提供。後半は、全国の協会会員さんの取り組み共有や悩み事に対する相互アドバイスが行われました。その様子の一部をレポートします。

文章作成のポイント

各地で活動する会員さん。自分の事業を立ち上げている方も多く、「どうやって活動を知ってもらおう」「情報発信が続かない」というお悩みを抱えている方も。

「介護保険適用外サービス」は、まだまだ市民権を得ているサービスではありません。そのためなおさら、自分たちは、誰に、どんなサービスを提供しているのか、その背景や利点について発信する重要性は高いです。

話題提供では、情報発信の中でも特に「文章作成」に焦点をあてて、その目的や方法について紹介がありました。

まず、文章を書く目的は、読み手を動かすため(活動を知ってもらい、利用や相談等の行動を起こしてもらう)と。その目的に沿って、「なぜ」書くのか、「何を」書くのかを実際に記事になった事例をもとに紹介。

昨年、わたしの看護婦さんがNHKの「あさイチ」に出演するきっかけの一つとなった記事では、コロナ禍で緊急事態宣言が出て帰省できない遠距離介護者に、帰省しなくても遠距離介護を続けることができるサービスを知ってもらう。もしものときに、利用をしてもらうことを目的に記事が作成されました。

「何を」書くのかについては、
・自分の伝えたい事(遠距離介護サービスについて、わたしの看護婦さんのサービス内容、その他のサービス)
・読み手の知りたい事(コロナ禍の遠距離介護事情、どのような事例があるのか)
・社会の関心事(緊急事態宣言発令で規制ができない)

それぞれについて考え、互いが重なる部分を書くと関心を集めやすいーーとのこと。

文章の「書き方」は、何の補助もなしに書き進めるのではなく、導入、本文、まとめのような「構成」という補助輪があることで、読み手に伝わりやすい文章が作成できる、と紹介。

後半は、3-4人のグループに分かれて、各地の実践を共有したり、具体的にどのような情報発信を行うか?の意見交換を行いました。

各地からの実践紹介やテーマを深めていく定例会。

次回は9月20日(月)21時〜開催です。未来の介護、遠距離介護をつくっていく活動に関心をお持ちの方、ぜひ遠距離介護支援協会に登録の上、LINEオープンチャットへご参加ください!

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わたしの看護婦さん
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